新型コロナウイルス感染症介護分交付金4,132億円が閣議決定!

近況報告活動報告

政府は27日、新型コロナウイルス感染症の長期化や、第二波に備え、医療・介護現場への支援の充実を含む2020年度第二次補正予算案を閣議決定しました。この補正予算において、緊急包括支援交付金のうちの介護分野にあてられる予算として4132億円が計上されます。政府は6月17日を会期末とする今国会での補正予算案成立を目指します!

①介護施設/事業所に勤務する職員に慰労金支給!!!

感染者への対応を頑張った場合 20万円/人
感染予防を頑張った場合 5万円/人

②感染症対策を徹底した上での介護サービス提供を支援(事業者支援)

コロナ禍で影響を受けた月々の前年度収入12%程度
例えば、事業収入前年度2,000万だった場合、240万円くらいのイメージ。

③都道府県における防疫資材のコーディネート機能の確保等

感染が出た場合、都道府県の福祉部局から事業所に対して、フェイスシールド・ガウン・サージカルマスクを迅速に支給。

④サービス再開に向けた支援

⑤上記に係る都道府県の事務費

その他、要望していた、デイサービス・ショートステイ等の事業支援、介護現場等へのPCR優先検査、介護福祉の感染症対策マニュアル・動画の作成などが進行しています。

先週の金曜日段階までは、第二次補正予算において介護事業者にあてられる額は当初1,500~2,000億円程度と見込まれており、高齢者介護施設・事業所のすべて、かつ感染施設以外のすべての職員を対象とした慰労金は認められない、という方向性でした。しかし、そんなことでは介護現場、報われない。こんなに頑張っているのに、認めていただけなければ、次の第二波、第三波への対応は難しい…どうにか、分かっていただけないものか、、、と思い、週末、「介護現場において感染の発生が少なかったことは現場職員が感染防止のための懸命の努力をしてきた成果であり、これに対して報いるべきだ!」と官房長官・財務省・厚労省に対して粘り強く要請を行いました。

週が明けて、高齢者介護施設・事業所のすべて、かつ感染施設以外のすべての職員を対象とした慰労金を含む4,132億円の予算を積み上げることができた、という朗報が飛び込んできて、私は本当に良かった!!!と思っています。

1,500~2,000億円→4,132億円

#ありがとう介護 #がんばろう介護