はじめまして。前参議院議員そのだ修光です。
私は1996年から約4年間、衆議院議員を務めました。一つの大きな任務として、介護保険制度の立法化に努めました。
尊厳を支えるケアの確立、介護の社会化に向け、日本は国際的に見ても、大変革新的な制度を作ったと思います。
また、地方創生や不登校問題、離島振興に積極的に取り組みました。その後、ゴールドプランを契機として、鹿児島市で社会福祉法人旭生会を運営することになり、妻とともに地域の高齢者・児童福祉に取り組んで参りました。社会保障の現場を運営する中で、「現場の声を届けなければならない!」と言う思いを深め、参議院議員への再出馬を目指すことにしました。
1期目、介護福祉の仲間と一緒に、2度の介護報酬改定をプラス改定に導きました。介護職員の給与を月額約4万円程改善させてきました。
コロナ禍においては全国約60カ所の地域とオンライン会議を重ね、政治とつなぎ、現場の意見を直ちに制度に反映させることで、世界と比較して、高齢者施設での死者数を圧倒的に抑えました。
介護福祉業界は圧倒的な人材不足です。このままでは、介護保険制度はあってもサービスを受けられない時代が来ます。
介護福祉業界を魅力的な職場にすることで人を招き入れ、介護福祉が必要な人たちに質の高いケアを提供するために、これからも活動していきます。
略歴
昭和32年 | 鹿児島市に生まれる |
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昭和50年 | 鹿児島県立錦江湾高校卒業 |
昭和54年 | 日本大学法学部卒業 |
昭和62年 | 鹿児島県議会議員選挙(2期) |
平成8年 | 第41回衆議院議員総選挙で鹿児島2区から自民党公認で立候補して当選 |
平成13年 | 社会福祉法人旭生会理事長就任 |
平成18年 | 特別養護老人ホーム旭ケ丘園施設長就任 |
平成28年 | 第24回参議院議員選挙で全国比例から自民党公認で立候補して当選 |
社会福祉法人旭生会の理事長(平成13年~)
旭生会では「尊厳に立つ」を理念とし、地域包括ケアシステムを構築するため、施設介護のみならず、介護と医療の連携強化、認知症ケア、児童発達支援などを進めている。「良い介護」を提供するには「まずは職員!」として、職場環境づくりや職員育成に力を入れる。誰もが自分らしく最期を迎えられる終の棲家づくりに努め、看取りケア率100%を達成。
衆議院議員時代(平成8年~12年)
自民党社会部会で介護保険法の立法化に尽力。
- 省庁再編の影響で開発銀行(現:日本政策投資銀行)が吸収合併される危機に伴い、世話人として勉強会を立ち上げ、地方活性化のために銀行継続に動いた。
- 農林水産委員会で黒豚の定義を問い、鹿児島の黒豚ブランディングに先鞭をつけた。
- 奄美・離島振興への働きかけ。
- 不登校児の受け皿となるフリースクールへの経済的支援の道筋をつける。
社会福祉法人 旭生会
所在地 〒891-0143 鹿児島市平川町1382番地 TEL: 099-262-2222
ホームページ:http://www.asahigaokaen.com/
- 特別養護老人ホーム 旭ケ丘園(多床型50床・ユニット型30床)
- ケアハウス 旭ケ丘園(30床)
- 居宅介護支援事業所 旭ケ丘園
- ホームヘルパーステーション 旭ケ丘園
- 訪問看護ステーション 旭ケ丘園(定期巡回・随時対応型訪問看護)
- デイサービスセンター 旭ケ丘園
- ショートステイ 旭ケ丘園(14床)
- 児童発達支援事業所 子育ちサポート くっく
フォトギャラリー
役職
国会-所属委員会
- 厚生労働委員会
- 行政監視委員会(理事)
- 東日本大震災復興特別委員会
- 災害対策特別委員会(筆頭理事)
自由民主党での役職
- 厚生労働部会副部会長
- 組織運動本部副本部長
- 奄美振興特別委員会 事務局長
国会での役職(過去)
- 参議院厚生労働委員長 (令和元年10月4日~令和2年10月26日)
- 行政監視委員会 委員
- 参議院厚生労働委員会 筆頭理事
- 参議院災害対策特別委員会 筆頭理事
- 東日本大震災復興特別委員会 理事
- 参議院決算委員会 委員
党での役職(過去)
- 参議院自民党政策審議会 副会長(国会対策担当)(~令和元年9月)
- 自民党広報本部報道局局長代理
- 自民党厚生労働部会 副部会長
- 自民党組織運動本部厚生関係団体委員会 副委員長 (~令和元年9月)
- 自民党中央政治大学院 副院長 (~令和元年9月)
- 自民党広報本部広報戦略局 次長(~平成30年9月)
- 自民党内閣第一部会 副部会長(~平成30年9月)
- 一億総活躍推進本部事務局次長(~平成30年9月)
一般での役職
- 公益社団法人全国老人福祉施設協議会 常任理事兼顧問
- 社会福祉法人旭生会会長
- 社会福祉法人旭生会理事長 (~平成29年6月末)
- 鹿児島市老人福祉施設協議会 会長 (~平成29年3月末)
- 特別養護老人ホーム旭ケ丘園 施設長(~平成28年7月25日)
- 児童発達支援事業所 子育ちサポートくっく 運営責任者(~平成28年7月25日)
参議院議員としての実績
人材不足が深刻な介護業界の人材確保や、厳しい経営状況に置かれた介護事業者への配慮をいただいた今回の改定内容は、全体改定率+0.70%(新型コロナ対応にかかる特例措置分+0.05%を含む)となっています。
各サービスへどのように配分されるかは調整中で、1月中には基準省令、解釈通知等が発出される予定です。
令和3年介護報酬改定プラス0.7改定
コロナ禍の影響などで、依然として苦しい状況が続く介護事業所を支え、職員の待遇を改善すべく、2回連続して、前回をさらに上回るプラス改定を実現させました。マイナス改定が続いた中で、そのだ修光が2度のプラス改定に尽力しました!
新型コロナ慰労金5万円
新型コロナ感染症対策で頑張っている介護現場の全職員に慰労金5万円(感染者が出た場合20万円)を支給。令和2年第二次補正予算介護分4,132億円
介護従事者の処遇改善4年前と比べ+3.2万円/月
平成29年4月ニッポン一億総活躍等に基づき、処遇改善加算を拡充(1万円相当)
→月額+14,000円
平成元年10月新しい経済政策パッケージに基づき、全産業平均の賃金と遜色ない水準を目指し、更なる処遇改善を進めるため、特定処遇改善加算を創設
→月額+18,000円
平成30年介護報酬改定プラス0.54改定
平成27年度のマイナス2.27改定と止まらない介護人材不足による介護事業赤字経営を止めるため、医療と遜色のないプラス0.54改定に尽力