新型コロナウイルス-在宅介護対策も急務

近況報告活動報告

北海道や愛知県でデイサービスを休止する自治体が出てきました。在宅介護の利用者に対し、デイサービスの利用の代わりに訪問介護の利用をできる、柔軟な対応ができるようにはなっています(2月24日通知)。しかし、在宅の要介護高齢者の生活を守るために、在宅介護の現場は、下記の対策が急務です。淑徳大学の結城先生よりご提案していただききました(3月3日)。

(追記)本件、3月5日、厚生労働省老健局にお願いいたしました。

◯国や自治体がヘルパー事業所に対してマスク、アルコール消毒を配布する(ヘルパー事業所は、零細事業所が多いため、ドラッグストアでしか購入できないところが多い)
◯訪問介護事業者の感染予防対策ガイドラインを策定する
◯休止したデイサービス事業所の職員をヘルパーとして緊急的に柔軟に派遣できるようにする
◯元気な要介護高齢者を対象に、限定的にショートステイの28日ルールを停止して、ミドルステイ(俗称)できるようにして、しばらくの間、乗り切る。また、空いている養護老人ホームや介護付有料老人ホーム(特定施設)を活用できるようにする。
◯上記に対する財政支援。デイサービスの休業補償。
◯家族介護者の「介護休暇」5日間→15日間に緊急に措置をするなど、家族介護がしやすい環境を整える。

(3月7日更新)
厚生労働省、対応が速いです。誠に有難うございます。
社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点について
(令和2年3月6日厚生労働省健康局結核感染症課ほか連名事務連絡)

「社会福祉施設等(入所施設・居住系サービスに限る。)における感染拡大防止のための留意点について(令和2年2月24日付事務連絡)」に関するQ&Aについて
(令和2年3月6日厚生労働省健康局結核感染症課ほか連名事務連絡)

(3月10日更新)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000049-mai-soci&fbclid=IwAR3kvGRjtNCLGFOY_rC2PrW89arxuJbJCiL1FQiR14Ywo1eyCgueWz-jQl4