そのだ修光

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月刊 老施協 6月号

心身ともにサッパリ!訪問理容サービスは元気の源

大森利夫 全国理容生活衛生同業組合連合会理事長との対談

そのだ:介護施設は生活の場で、利用者の方は家で暮らしているのと同じこと。いくつになっても身だしなみは気になりますし、お化粧をしたり、髪を整えると元気が出ます。ところが、要介護高齢者が理容サロンまで足を運ぶのは大変で、訪問理容は欠かせないサービスですね。

大森:訪問理容は、高齢化社会における理容業界の役割の一つ。私どもは以前から“訪問福祉理容”と呼び、地域に根ざした活動の一環として取り組んできましたが、超高齢化のなか、ソーシャルビジネスの一つとして重要なサービスになりつつあります。全理連としては、訪問福祉理容を全国規模のネットワークを利用して展開できるシステムづくりをめざしています。

そのだ:具体的に、どういった取り組みをされているのでしょうか?

大森:セミナーを通じ、必要な知識や技術を身に着けた理容師の育成に努めています。加盟する全国5万以上の理容サロンは賠償責任保険に加入していますから、安心安全の面でも信頼がおけます。横のつながりもあるので、いつもの理容サロンが何らかの事情で出張できなくなったとしても、他の店舗を紹介できます。高齢者の方々に衛生的で快適なサービスを永続的に提供できるようにしていきたいですね。

そのだ:熱心に進めていただいているとお聞きし、ありがたく思います。高齢者にとっては、理容師とのコミュニケーションが生まれることも元気の源となります。介護施設にはマッサージ、歯科など外部サービスを迎える仕組みがありますが、訪問福祉理容もさらに受け入れられるよう、仕組みづくりを進めたいと考えます。

大森:厚生労働省は、訪問理容を行うのは、理容師資格を持ち、かつ店舗を構えるプロがふさわしいという通知を出しています。全国老施協と全理連が協力し合いながら、超高齢社会における理容サービスを確立していきたいですね。

そのだ:おっしゃる通りです。全国老施協には1万1500の加盟施設があり、多くの利用者が、そうしたサービスを待ち焦がれています。地域包括ケアシステムの構築が進むなか、医療や介護だけでなく、理容も大切な生活の一部です。全国老施協との連携の橋渡しをさせていただくなど、私も尽力していきたいと思います。

大森:日本の超高齢社会に貢献できるのは、全理連としても大きな喜びです。

そのだ:大森理事長、本日はありがとうございました。

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