月刊 老施協 2020年10月号

ニュース月刊老施協

菅義偉内閣総理大臣誕生!

皆さん、こんにちは。参議院議員そのだ修光です。

8月末に安倍晋三内閣総理大臣が突如、辞意を表明されてから、ひと月余が過ぎました。9月14日の自民党総裁選挙で菅義偉前内閣官房長官が自民党総裁に選出され、第99代内閣総理大臣に指名されました。同時に、合流野党の党首選挙が開かれ、野党も新たな体制になっています。このひと月で瞬く間に日本は新たな政治体制へと移行しました。

菅総理と私とは、1996年の衆議院総選挙初当選組の同期です。順調に当選を重ねた菅総理とはちがい、選挙で苦杯を喫していた私に対しても、菅総理は20年もの間、気にかけてくれ、親交を深めてきました。世間では厳しい「たたき上げ」総理大臣として恐れられていますが、菅総理は人の心や苦労が分かる温かい人だというのが、私の印象です。人々の声に耳を傾け、朝から晩まで人と会い、話を聞いて、政治で解決できる課題はないかと探し、覚悟を持って実行に移し、結果を出す。また、最長在任期間を誇る安倍政権を7年8ヶ月にわたり支えてこられたのは、当時官房長官であった菅総理の危機管理の力に依るものだということは疑いようもない事実です。私は、随分と前から、菅義偉衆議議員は国家のリーダー足る政治家だ、と確信していました。また、当選同期から総理大臣を輩出することが我々の夢でした。

総裁選では、皆さんのお力添えをいただき、一つの夢であった菅義偉内閣総理大臣が誕生しました。複数の派閥が当選同期組による横串の強い絆によりつながれ、適材適所の人事を実現した「国民のために働く内閣」が誕生したのです。

菅総理が誕生した翌日の午前11時40分、菅総理から直接電話をいただきました。総理就任後初の電話の内容は、「厚生労働大臣は田村憲久衆議院議員にした。介護もしっかりやりましょう。」という心強いお言葉でした。田村憲久厚生労働大臣も1996年初当選同期です。これまで自民党の政調会長代理・介護PT委員長として、私と一緒になって、介護問題に熱心に取り組んでくれていました。もとより、安倍政権下で介護を応援してくれていたのは菅官房長官(当時)に他なりません。前回の介護報酬+0.54改定も、新型コロナ対策における介護現場へのマスク等の手配や慰労金についても、すべて菅官房長官(当時)のお陰です。

新型コロナウイルス禍で介護現場は疲弊しています。人材不足も深刻です。介護現場を支え、必要な介護サービスを提供できる体制を整えるために、介護報酬プラス改定、withコロナ時代にふさわしいデジタル革命で働きやすい介護現場づくりを、菅政権とともに不退転の決意で成し遂げたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

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