そのだ修光

そのだ修光

ニュース

月刊 老施協 2019年4月号

効果の見える人材対策を
介護コミュニティを通じて自生代リーダーを育成したい

対談相手:
秋本可愛 様
株式会社Join for Kaigo代表取締役/KAIGO LEADERS発起人

そのだ:「KAIGO LEADERS」とは、どういったコミュニティなのでしょうか?

秋本:若い世代の介護職を中心に、医師や看護師、リハビリなどの専門職、介護に関心がある方などいろいろな人が集まるコミュニティで、これまでの延べ3000人が参加しています。業界内外のトップランナーを講師に迎える勉強会や、いろいろな専門職が集まって職場や地域の課題解決に向けた方策をともに考え、アクションを起こすさまざまな活動を展開しています。ここから、将来の介護を担うリーダーが育っていけばと考えています。

そのだ:介護業界は人手不足で、国は入管法を改正して外国人材の雇用を拡大したり、地域包括家システムのもと地域全体で高齢者のケアをする仕組みを打ち出しています。一方、制度江御創っても、本当に課題を解決できるのか未知数奈ところもあります。秋本さんの活動を通して具体的なアクションを起こすリーダーがうまれ、介護保険の保険者でもある市区町村と協力していくことができればいいでしょうね。すでに東京都文京区と連携した研修を行っておられると聞いています。

秋本:行政の事業として、文京区在勤・在住の介護事業従事者、介護の仕事に関心を持つ学生を対象に、定期的な勉強会を開いています。いろいろな人と語り合うことで福祉に対する思いを再確認できる機会になっているほか、参加者同士の横のつながりを利用して自発的に情報交換を行う活動もうまれてきています。行政の方にも介護現場を知っていただく良い機会になっています。

そのだ:そうした取り組みを全国に広めてほしいと思います。全国老施協でも多くの会員施設が人材確保に悩んでおり、介護の魅力をどう広めていくかが課題です。

秋本:人材不足の問題については、介護事業者自身、はじめから「人が集まらない」と思っている面もあり、現場の魅力を伝えきれていない部分もあるのではないでしょうか。そうした意識を変えていく必要もあると思っています。

そのだ:行政が就職説明会を開いても人が集まらず、単なる予算消化になっているケースも見られます。秋本さんが活動を通して得たさまざまな学びは、施設や自治体に必ず役立つはずです。介護のイメージを変えていくためにも、今後ともぜひ力をお貸し下さい。

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