そのだ修光

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ニュース

月刊 老施協 2018年3月号

若い皆さんが意見していくことで介護現場はより良くなる

新卒入職者との対談
金沢歩美さん 泉陽会第二光陽苑
鳥居真利亜さん 東京栄和会なぎさ和楽苑
腹子雄太さん 白十字ホーム
 

 

4月といえば就職の季節です。今回、この春に大学を卒業し、東京都内の特養で社会人としてのスタートを切る、3人のフレッシュパーソンにおこしいただきました。介護職を選んだ理由や仕事への思い等をお聞きしたほか、介護に携わってきた先輩として、いくつかアドバイスもさせていただきました。若い皆さんの今後の活躍が本当に楽しみです。

 

    そのだ:日本では高齢化に伴い、介護が必要な方が増えていくのは確実なこと。そういったなか、皆さんはこの仕事に対する意欲を持ってくれたようですが、そもそもの志望動機を教えてください。
    腹子:以前は漠然と「人の助けになる仕事がしたい」と考えていました。ところが、就職活動が始まったときにお世話になった人のことを振り返ると、祖父母によく面倒をみてもらったことを思い出し、高齢者のためになる仕事、介護職があっているのではないかと考えるようになりました。
    鳥居:幼いころから近くに住む祖父母にはとても世話をかけ、いつか祖父母や親が困ったことがあれば助けたいという思いがずっとありました。それがいつしか人の役に立ちたいという気持ちになり、それを実現できる仕事として介護職を選びました。
    金沢:母が介護福祉士で、小学校のころから働く姿を見ていました。私も母のように高齢者の方と接したいと思い、高校時代の友達に母の仕事の話をしたところ、「人に優しくできるから向いている」といわれたのがきっかけです。
    そのだ:学生時代は実習にも行き、楽しさだけではなく厳しさ、理想と現実のギャップにも直面したでしょう。今後は仕事として携わるわけですが、そこでは仲間や先輩、上司とともに寄り添う介護を実現してほしいです。仕事での不満は溜め込まず上司に伝えましょう。思っていることをきちんと口に出し、皆で目指す介護は何なのかを話し合い、現場を良くしていってください。一方で、我々もどうすれば介護現場がより魅力的になるのか、給与も含めた処遇を改善するように働きかけていきます。介護現場では、ご利用者の尊厳だけではなく、職員の尊厳も守らないといけません。皆さんが納得して笑顔で働けてこそ、高齢者の人生も輝いていきます。
    鳥居:今日のお話は私だけに留めるのではなく、職場の同期にも伝えてともに頑張っていきます。
    腹子:働き始めると不安も出てくるでしょうが、いろいろな方と対話しながら、進んでいきたいです。
    金沢:思ったことを口にするのは苦手ですが、本日お話いただいたことをしっかりと受け止め、現場でも言葉にしていこうと思います。
    そのだ:とても頼もしく思います。社会保障の原資を税で担保する仕組みは必要不可欠であり、そのためには国民が納得する介護が求められます。皆さんの活躍を期待しています。

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