神奈川県後援会オンラインMTGが開催されました。
開催にご尽力をいただきました神奈川県老人福祉施設協議会加藤会長に開会挨拶をいただきました。
先日、全国老施協関東ブロック大会が神奈川県の主催で開催されました。初めてのオンライン開催ということでしたが、皆さんのご尽力のおかげで、大変多くの皆様方にご参加いただき、ご好評をいただきました。有難うございました。
さて、そのだの講演後、神奈川県内の役員の皆様が集まっておられ、それぞれの地区からのご要望をいただきました。
横浜市部からは、「基本報酬0.1%上乗せ分延長をぜひ実現してほしい。コロナ慰労金再支給、実現してもらえないだろうか。」というご要望と同時に、「訴訟リスクが高まっている。コロナが出た施設で責任問題が問われたりしている。全国老施協で保険会社に要望を出すなど、現場を守る仕組みを作ってもらいたい。」という切実なお声をいただきました。
川崎市部から、「介護は水際対策が非常に重要で、検査は欠かすことができない。しかし、国が今確保している検査キットの量では全然足りないし、保健所対応の公費負担のPCR検査では間に合わない。施設が独自の判断でできるPCR検査/簡易抗原検査の充実を。施設負担ではなく公費負担でお願いしたい。」というお声をいただきました。
また、「施設が古くなってきている。川崎市では、50年代、60年代に作られたものが半数で、施設維持のために大規模修繕に大変お金がかかっている。内部留保もできないなかで、補助なしの大規模修繕や建て替えは非常に厳しい。補助などを検討してもらえないか。」、というお声もいただきました。
相模原市部からは、「相模原市は、施設が知恵を出し合いながら、力を合わせて頑張っている。0.1%上乗せ分をうまく使い、現場の工夫で感染対策で安定した状況が作れている。どうか、0.1%上乗せ分を延長してほしい。」というお声をいただきました。
そして、最後に、神奈川県全体から、「最低賃金が1400円に上がる。級地格差をどうにかしてほしい。」「神奈川でも特養待機者は減ってきている。特養待機者の実数は減っているのに、介護保険計画では増加する方向にあるなどちぐはぐである。どうにかできないだろうか。」といったお声をいただきました。
コロナ対策として基本報酬0.1%上乗せ分延長、コロナ慰労金、検査の充実をしっかりと訴えていきます。また、大規模修繕や建て替えについても、本当にその通りだと思います。介護の受け皿を確保するためにも、働きかけていきます。そして、都市部の人件費級地格差や待機者減少問題、大きな問題です。人件費の級地格差の問題も解決に向けて動いて参りたいと思います。待機者減少問題については、社会福祉法人の「地域の福祉を守る拠点」としての機能、役割の明確化を含め、我々として何ができるか、をまず考えていかなければならないと思っています。
閉会の挨拶として、横浜市社会福祉協議会高齢福祉部西山副会長よりご挨拶をいただきました。
どうも有難うございました。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。