山口県後援会オンラインMTGが開催されました。
開催にご尽力をいただきました山口県後援会内田会長に開会挨拶をいただきました。
内田会長より「山口県は非常事態宣言下の福岡県と広島県の間に挟まれている。介護福祉士の試験は広島か福岡にいかないと受けられない。中国5県の中で唯一介護福祉士の試験会場がない。介護福祉士を目指すためには、命がけで試験を受けにいかないといけないのか?山口県で介護福祉士試験を受けられるようにしてほしい。」という悲痛なお願いを受けました。
そのようなことがあったのですね。担当から事情を聞き、山口の皆さんのご要望も訴えていきたいと思います。
内田副会長より、「軽費・ケアハウス等の高齢者福祉事業費が平成16年に一般財源化されたが、自治体の理解が得られず、軽費・ケアハウスの大規模修繕の助成金が一銭も出なくなっている。国の方から働きかけてほしい」という非常に苦しい状況をお伝えいただきました。
国からも働きかけるようにしたいと思います。また、地元の議員にもご理解いただき、議会で質問してもらうことが大事です。よろしくお願いいたします。
その他、「介護報酬改定のあり方を見直して欲しい」、「地域密着型小規模多機能などの小さな施設をたくさん作りながら、他方で社会福祉連携法人など法人の大規模化を進める動きがある。統一した方向性を示してほしい。」といったお声をいただきました。
地域の実情や利用者のニーズに応じて事業所や施設があることはとても大事なことです。他方で、小さな法人だと人材の採用やマネジメントなどにも苦労しますし、物品購入などについても規模の経済が働きにくくなります。私の地元の鹿児島などは1施設1法人という原則を長いこと堅持していました。なぜそのような方針にしていたのか、行政は説明責任を果たさなければならないと思いますし、介護現場はそれぞれの法人が運営効率を上げられるような方策をとっていかないといけないと思います。その視点からも、会員のために、全国老施協がどのようにコミットできるのかも、考えていかなければならない課題でしょう。
引き続き、考えていきたいと思います。
閉会の挨拶として、山口県老施協内田副会長より激励をいただきました。
有難うございました。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。