三重県後援会オンラインMTGが開催されました。
開催にご尽力をいただきました三重県後援会近藤会長に開会挨拶をいただきました。
さて、参加者から介護保険制度の持続可能性と介護職の魅力をどのように伝えるか、という声をいただきました。
補足給付の見直しが先日から反映されました。利用者の自己負担も上がる、他方で施設運営も厳しい。介護現場では、介護保険制度の持続可能性に不安を抱き、だからこそ、介護職を目指そうという方々も減っていくのではないか、どのように介護・福祉の魅力を伝えて介護の仲間になってもらえばいいのか、という複雑な思いを抱かれるように感じました。
仕事のイメージは大事ですね。将来性を見通せないということは、職業選択に大きな影響を与えます。しかし、介護の仕事はなくなることはありません。独居高齢者、家族介護力の低い高齢者は確実に増えていきます。彼らの人生に寄り添い、最期の一瞬まで伴走し、人間らしさを守るのが介護の仕事です。私たちの国民一人ひとりの高齢期を担保するために介護保険制度があります。介護保険制度を維持するためには、国民にもそのことを理解いただかねばなりません。しっかりと発信していきたいと思います。
また、軽費・ケアハウスでの感染症対策の苦慮も聞かれました。
「比較的お元気な高齢者が入居されているので、外部との接触を完全には避けることができない。自由な行動を制限せざるを得ないので、入居者のストレスも溜まってきている。そのような中、在宅療養の流れを受け施設内療養をしなければならない状況に置かれると、自分たちはどうすることができるのかと不安になる。介護保険施設と違い、人員配置も不十分。職員の安心を確保するためにも、感染者数の抑制と入院ができるようにしてほしい。また、軽費・ケアハウスのコロナ対応かかりまし費は自治体まかせなことも不安である。現場を支えている職員の心を守るためにも、先を見越した政策をお願いしたい。」
本当にご苦労されていると思います。地域の医療が逼迫して施設内療養をせざるを得ない状況になった場合、訪問看護や在宅医療との連携ができるような形にしなければならないと思います。具体的に施設内療養をせざるを得ないことが起こった場合は、そのだ事務所にご相談いただければと思います。また、コロナ対応のかかりまし費については、ぜひとも市議会内に福祉介護現場に精通した議員を輩出して、代弁してもらう体制を作っていただきたいと思います。私たちには参政権があります。そして、私たち議員は、声を届け、制度に反映するために議席をいただいているのですから。
その他、加算取得のための事務負担を軽減して欲しい、加算を整理して基本報酬を上げて欲しい、などのご要望をいただきました。
閉会の挨拶として、小竹副会長よりそのだへの労いとご挨拶を頂きました。
温かい言葉を有難うございました!
引き続き、よろしくお願い申し上げます。